前回のGⅠオールガールズクラシックの奥井は、予選で5着に敗退し準決へも進めなかった。「体調を崩して力が入らなかった。修正しようと思ってもダメでした」とコンディションに泣いた。「ピークを持っていけなかった悔しさはあったが、万全の状態でも(他の)レベルが高かったので…」。力の差を痛感させられたシリーズだった。
「(佐藤)水菜ちゃんはGⅠの決勝で600㍍もがいている。脚力の差を感じた。自分も進化をしないとダメ」と危機感を感じて、新しい練習を取り入れている。予選1の7Rは奥井本来の豪快な走りを披露だ。